一流の写真家と不動産投資






前職場のご縁で
風景写真の第一線で活躍中の
プロ写真家の方と会食しました。


サラリーマンであるうちは
自分の意識に関わらず会社の看板を
背負っているので、


相手も私個人ではなく、その会社に
属している人、という目で見られます。


だから必然的に、
ユーザーであり顧客でもある写真家の方々
と親しくさせていただく機会が多かった
のですが、


退職してから二年以上も経っているのに
先方からお声掛けいただけることは


もはやビジネスの損得ではなく
純粋に人として見られている気がして
とても嬉しいことです。




その写真家の先生は、
もうかれこれ30年くらい


オーストラリアの美しい風景を
撮り下ろされ、


世界各地で写真展を開かれたり
タスマニアの親善大使を務められたり
しています。


でも意外な一面もありました。


風景写真はもちろん本業で
ライフワークでもあるのですが、


写真家として独立した当初から
ずっと続けている撮影分野の一つに
不動産の広告があります。


今ではもう、この分野の仕事をしなくても
収入にはまったく困らないはずですが


ご本人曰く、売れる写真を撮るためにも
こういった地味な分野を継続することに
意義があるそうです。


よくよく聞いてみると
不動産、たとえば分譲マンションの
写真を撮ることも、奥が深そうです。


広告写真を撮る、ということは
当然ながらその物件を販売することが
目的になります。


しかも新しく建つ大型分譲マンションの
ほとんどが、出来上がる前に完売すること
を目指しています。


そのため、完成後の部屋や街並みを
イメージできる写真が、
とても重要な役割を担います。


実際に聞いたエピソードとして
ある分譲マンションの広告写真を依頼
されたとき、クライアントから


「タスマニアの幻想的な森のシーンを
 国分寺の街に再現して欲しい」


というかなり無茶な注文をされ、
天気予報から雨が降りそうな日に


朝3時頃からモヤのかかる大木を
見つけておいて、それをしっとりと
写しこんでチラシにしたところ


500戸が即日完売したそうです。


また、独身女性がターゲットになる
部屋の撮影を頼まれたときには


朝、ベッドから起きた時の入居者の
視点で撮影を始め、


クローゼットの中にあったサンプルの
洋服を出してテーブルの上に並べたり


キッチンにはわざわざ色とりどりの
野菜を買ってきて


実際の(理想の)生活をイメージ
できるように工夫して撮影をする
そうです。


日頃は世界で活躍し、
広大な大自然を撮っている
超一流の写真家が


なぜそこまでするのか、と尋ねると


常にその写真を見る人の気持ちを考え、
どうしたらその物件を好きになるか


自分でアイデアを出しながら
演出するトレーニングになる
ということです。


写真家とはある意味
自分の感性だけにこだわって表現する
「アーティスト」の一面を持ちますが


売れる写真を撮り続けるためには
やはりユーザーのことをちゃんと
考えることが大切なのですね。


ネットやマイソクで見かける
賃貸部屋の写真は


少しでも広く見えるように、とか
どこにどんな家具を置けるかがわかる
ことが目的だったりしますが


実際に生活する入居者の目線で、
洋服や食材まで準備する、という
こだわりには感服しました。


私たち素人のレベルでは
部屋が売れるような写真を撮るのは
とてもハードルが高いと思われますが


自分の知識や技術に満足して終わり
ではなく、あくまでも受け取る人の
ことを考えて作品をつくる


という、忘れてはならない基本原則は
賃貸業のみならず、いろんなビジネスに
共通のものですね。


たとえ業種が違っていても
成功している一流人の考え方と行動には
必ず学ぶものがあるので


常にいろんな人と出逢う機会を
求めていきたいです。




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